最終更新:ID:X8h9UnKMww 2016年09月15日(木) 22:13:38履歴

「さて――ようやく引きずり出せたわね(悪い笑みを浮かべながら拳をパンッと打ち付け)」

「・・・引きずりだされましたよーだ・・・さっさと負かしてあげるんだから・・・」

「解説は月嶋雫選手です。よろしくお願いします」

「あ、はい!よろしくお願いします!」

「折角本から引き離したんだもの。目一杯つきあって貰うわよ!」

「・・・・そりゃそうだね。私だってそうしてもらうよ・・」
アームホイップ!八神、黒森を軽快に投げ飛ばす!

「んくっ!(背中からリングに叩き付けられ)」

「・・・ほら次いくよ?」

「どんどん来なっ!」(効いてない、と指を振りながら手を振りかぶり)
スリーパーだ!これは喉に入っている!黒森を動きがみるみるうちに鈍くなっていく〜!しかしこれはレフェリー見ていた!厳しくチェックが入る!


「ほら、八神、入ってるぞ」

「ぐ、っん…! ほら、落とすつもりなら、もっと強くヤッてきなよ…」

「・・・ていってるけど・・・続けたら負けるし・・・次ね」

「ふぅ、っ(首を振り)」
うつぶせに捕えてからのSTF!顔面と足首を襲う猛烈な痛みに黒森屈してしまうのか〜!


「んぐ、ぅぅっっ!!(全身を軋ませ、呻きながら指を振って見せ)」

「・・・いつまでその我慢が続くかな・・・?」

「さぁ…いつまでかしらっ?」
弓矢固め、ボーアンドアローだ! 黒森の身体がみるみるうちに弓のようにしなっていく! このまま降参してしまうのか〜?!


「ほら・・・はやくギブすれば楽になるよ・・・?」

「先制からペースを握った司さんがそのままグラウンドで攻め込んでますね・・・みやびさんも関節技が苦手というわけではないですが、練習量で司さんが一歩リードしていますね」

「んっ、んんんんっっ!!仰向けにされた体がギシギシとしなり」

「はっ…楽にさせるつもりなら一気に落としたらどう?」

「・・・・まだ余裕みたいね・・安心した」
足絡み式の裸絞めだ〜! 八神、相手の片足をロックし動きを封じた状態で頸動脈を絞めあげる! 黒森、このまま成す術なく絞め落とされてしまうのか〜?!


「〜〜〜っ…んっ、ふ、ぐ…(立て続けに絞め続けられて動きが鈍くなり…)」

「・・・動きが鈍くなってきたけど大丈夫かな・・・?まだ試合は長いのだけれど・・・」

「っ…ふー、っっ…ったりまえよ(ぐったりして俯きながら呟き)」
憤怒の表情を浮かべ、急所狙いの爪先蹴りが八神を直撃!! 股間を抑えてリング上でのたうち回る〜っ! 黒森の虎の尾を踏んでしまったか〜っ!これはレフェリー流した!軽く注意するにとどめている!

「ん?あれ?」

「ふぅ〜〜〜〜〜っっ」(そっぽを向きながら全身をコキコキ慣らし)

「・・・いったぁ!?・・・しかも・・軽くなの・・!?」

「私と同じくラフに弱いと言うのは克服しなければならない弱点ですね・・・この一発で試合がひっくり返るかもしれません」

「いや…キツかったわ、本当。…うん、キツかったわぁ(悪い笑みを浮かべ)」

「・・・・うう・・・」
憤怒の表情を浮かべ、急所狙いの爪先蹴りが八神を直撃!! 股間を抑えてリング上でのたうち回る〜っ! 黒森の虎の尾を踏んでしまったか〜っ!しかしこれはレフェリー見ていた!厳しくチェックが入る!

「黒森!反則取るぞ」

「う・・あ・・・・れ・・連続は・・!?」

「(水月に向かって中指を立てた手を見せてべーっと舌を出し)上等。やりたきゃやんなよ!!」

「・・うう・・このまま負けたくなんて・・・」

「まさか連続でやってこないと思ってた? そいつぁ甘いよねぇ?」
磔状態の八神のボディに強烈なニーリフトが炸裂〜!胃袋をサンドイッチにされ、八神お腹を抱えて悶絶だ〜!

「・・・つ・・あ!?」

「――ぃやー。正直さっきの関節技…効いたわぁ。…本の虫にしちゃやるじゃない(膝蹴りを叩き込みながら囁き)」

「・・・・まだ・・・まだ負けてなんて・・・」

「――そんだけ力があるんだからさぁ。もっと上を見なよっ!」
黒森、八神をハイジャック状態に捕えそのままマットに叩きつけた〜!スプラッシュマウンテン!2階からの高速落下に八神悶絶〜!そしてここでフォールしゴング!黒森、スプラッシュマウンテンで八神を粉砕!実力の違いを見せつけました!

「(カンカンカンカン)」

「(十字架にかけた司をリングに叩き落としてそのままフォールして)――ふぅ…」(ゴングを聞くとすぐに立ち上がり)

前半はいいようにやられたからね。後半はそのお返しってとこね。
あいつを引っ張り出せたとこでやりたいことはできたし、まぁ満足ね。
――あぁ、まだタイガースープレックスを喰わせてなかったっけ?
あいつを引っ張り出せたとこでやりたいことはできたし、まぁ満足ね。
――あぁ、まだタイガースープレックスを喰わせてなかったっけ?

「・・・・今回のことで私がどうしていくべきかが少しだけ、わかった気がします。そこだけは感謝しつつ今度は・・・結果を逆にして見せますね。」
コメントをかく